男は毎晩おかずを模索する。異論はないだろう。
これは、一部の宗教を除けば、世界中どこでも同じだ。独り身の男は何かしらのおかずを模索する。
文化が発展すれば、それだけおかずも多様化する。
近年、私のおかずは、すっかりXvideosを初めとした動画サイトで定着してしまった。それも、贅沢にもおもしろくないのは飛ばし見をしているではないか。
昔は貧相なもので、今日しゃべった女の子の妄想、過去の思い出などを思い出したり、川縁でエロ本を拾ったり、水着のお姉さんの写真などの時代もあったが、エロ雑誌から、エロビデオ→エロDVD→オンライン配信→Xvideoなどの出現により、アップロードされ見放題 という構造になった。
レンタルすることもあるが、オンライン視聴組みも随分増えたのではないか。
そして、今や、グローバル時代で誰かがアップしたものを翻訳する奴が出てきて、Xvideosでは、字幕を見れば、中国語、韓国語、ベトナム語など各国の言語に翻訳されるまでになった。
そして、いつしか、BOP40億人もが、それらを視聴できる時代となった。
これはすなわち、
3万円欲しいために、ギャルがAVにノリで出演する→
そのビデオが出回り、2年後くらいに誰かがアップする→
その3年後くらいに誰かが翻訳して、世界各国に出回る→
ある人にとっては、その子の騎上位の腰を振る映像がとにかくよくて、その動画が毎晩のおかずになる
という、ある人にとっては夜のバーチャル恋人を果たすこともありえるわけである。
そして、日本に旅行に来た外国人が、ミニスカートを履いているビッチガールを見て、日本最高!と叫び、観光客がうじゃうじゃ多くなり、阿部さんが、「Cool Japan」ですね。と叫ぶのであった。少なからず、AVを見たことがある人は、ミニスカを履いたJKを見るなり、そのときのことを思い出すであろう。
私だって同じだ。たまたま18のときに、ブラジリアンセックスを見るなり、ブラジル人が歩いているのを渋谷で見れば、そりゃ、そのときのリオの乱交の映像が頭に流れてくるわい!
そんなことも知らずに、先ほどの女の子は、今日も肉じゃが(本当のおかず)をビッチビッチと作っているのであった。
日本は「世界の食料庫」ではないが、「世界のおかず庫」であるのは確かだろう。